高熱のときに見る夢

トガニ 幼き瞳の告発の高熱のときに見る夢のネタバレレビュー・内容・結末

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

胸糞名作映画です。

海での「この人がママなら、パパなら良かった」という願いが悲痛すぎた。本当だよね。
本人に非がないのに、無くていい我慢や苦しみも、降りかかることがある。幼い頃のそれは自分の意思でも責任でもないことが多い。

ミンスの無念が本当に辛い。
本人がゆるしていないのに保護者が許したら示談になり起訴自体がなくなるなんて侮辱にもほどがある。司法制度にも問題があるのでは。

大人たち、性根しっかり腐ってて激烈に気持ち悪かった。死んでくれ。パクの野郎、成人の女も子どもも何にでも手を出すし私でも道連れにしてると思う。被害者は赦すか、忘れるかしなければ生き地獄なんだ。ひとり抱えこみ引きずって生きるしかないなら死にたい。

弱みを握られると、半径1m以内の大事な人を守ろうとして、きれいごとばかり言っていられないというのも分かるが、世界の腐敗は進行していく。
揉み消された卑劣な事件が、この世にはいくつあるのだろうか。

「私たちは世界を変えるためじゃなく、世界が私たちを変えないために闘う」
素敵な言葉。