ふぃーな

トガニ 幼き瞳の告発のふぃーなのレビュー・感想・評価

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)
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衝撃作。
最初から悲しくて苦しい。終始胸を絞られてるような苦しさに溢れていて観終わった後は、気持ち悪すぎてどんどん吐き気がしてきました。

社会現象になり、韓国の法改正、そして裁判のやり直しにまで影響を与えた傑作だと思います。社会的弱者とカネと権力の憎悪に塗れたこれが2005年、15年前の話なのかと思うと最近すぎてゾッとする。

小児性暴力ってある意味特殊かもしれないけど、まだ多くの国で性犯罪の法整備がちゃんとされていない現状の中で、訴えかけるものが大きい気がします。泣き寝入りが多い現実がある中で、この映画は女の子たちだけじゃなくて男児も被害を受けていることが大きいかと。正直、こんなにも性行為を気持ち悪いと思ったことはありません。

そしてコン・ユの演技力が際立ちます。
これは日本人でもどこの国の人でも沢山の人に観てほしい作品です。
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