よだりお

トガニ 幼き瞳の告発のよだりおのレビュー・感想・評価

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)
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実話らしいので星はつけない
大人たちが命を賭してでも守るべき存在であるこどもたちの心を殺しておいて、裁判で平気で否定してのける下劣さ醜悪さに、傍聴席の耳が聞こえない方々と一緒に叫びたい気持ちになった。
絵を描いただけで、顔にご飯がついただけで満面の笑みを浮かべて楽しそうにしているこどもによくもそんなことできるな。マジの畜生。全然怒りに見合った言葉がない。
さらには聴覚のない子や親の立場が弱い子を狙うなんてことがあったんやとしたらもう、、
気づいてくれる大人がいて良かった。また、気づいてもらえず苦しんでいるこどもがいるであろうことに想いを馳せてしんどくなってもた

コンユは82年生まれキムジヨンもやけど、映画選んでるよな。これに関しては自分から企画立案したらしいし。インタビューとかでは中立と答えてるけどご自身の信条をとても明確にしてるなーと思う。改正法の成立にまで至ったこの映画、日本で作られたらどうなってたやろう。児童を性的消費することをケラケラと笑う文化的土壌で同じことが起きるのかな。どうしても考え込んでしまう