Oniku

ドリームキャッチャーのOnikuのネタバレレビュー・内容・結末

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ好きな作品。

スティーブン・キングが大好きなので原作も持っているけど、あの内容を上手くまとめてると思う。

キングはだいたい原作がとっても長いので、
どこを引っ張ってくるかで作品の印象がだいぶ変わる。
有名どころだと、シャイニングは作品のポイントの「シャイニング」の所にはフォーカスせず、ただのオシャレホラーになってる。

本作に関して言えば、
子供の頃、仲良しだった4人組が大人になってそれぞれの道を歩んでいくことで変わっていくもの、時が経っても変わらないもの、
その切なさを無邪気な過去の回想を交えつつ上手く表現していたと思う。
それなのにちゃんと気持ち悪いホラーテイストもあってそのバランスがすごく好き。


特に「記憶倉庫」に関しては特に長ったらしい説明も入れずに原作読まずまともなんとなくどんなものなのか伝わりやすくてとてもいい。
グダグダ説明せず、映像をフルに使って観ている人に伝えるあたり、映画というものの良さがすごく生きてる作品だと思う。
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