よしゅあ

金田一耕助の冒険のよしゅあのレビュー・感想・評価

金田一耕助の冒険(1979年製作の映画)
3.0
○金田一耕助が「結局この事件は完全には解決されずじまいだったんですよ」と語る未解決事件。横溝正史の短編小説「瞳の中の女」が原作。
とにかくメタで、とにかく耕助ファン感謝祭みたいな映画。

当時流行した物事のパロディが多いと聞いていて、最後まで見れるか不安だったけど、病院坂、三本指の手、鬼首村、釣鐘…等の金田一耕助パロディが面白くてさ。最後まで耕助ネタ探しをしながら、楽しんで見ることができたよ。

当時の流行りを知らなくても、耕助クラスタや、原作本を読んだ事があったり、映画やテレビドラマを見たことある人は楽しめる作品だと思った。機会があれば見てね、と声かけたいな。

それと「(耕助は)登場人物がみんな死んじまわなきゃ推理できないもんね」「事件解決までに殺された人、多すぎじゃね?」と云うツッコミに、耕助自身が答えるシーンが私の胸に焼きついているわ。

私は耕助大大大好きなので、スコア甘めになった…惚れた欲目でしょうね。

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ここから下は余談です。

○原作「金田一耕助の冒険1/ 瞳の中の女」既読。

○横溝正史と高木彬光、角川春樹が出演していてビックリ!。耕助と高木センセ会話するんだよ。興奮して奇声をあげたよね。

○ 和田誠のオープニングアニメが可愛くてたまらん!

2019/7月(再)
2018/12月
よしゅあ

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