ジェイティー

エクスペンダブルズのジェイティーのレビュー・感想・評価

エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)
4.0
自ら「消耗品」と名乗る傭兵軍団がチャーチと名乗る人物から中南米の小さな島国の資源を手に入れるため独裁者の排除を依頼される。
しかし実際は独裁者を裏で操るCIA局員の暗殺が本命だったため、一度は依頼を断るが現地案内人である女性サンドラのため、義心で島に殴り込みに行くお話。

ある人にとってはアベンジャーズを上回るドリーム企画の第一弾
正直撮り方はガチャガチャしているわ展開無茶苦茶だわで割とひどい映画なんですがこの作品にはスタローンの情熱、ハートが宿っているので・・・そんなもん嫌いになれるわけないだろ!!

この作品のおすすめポイントとしてはスタローンの監督としての技量は間違いないという事を再確認できるという事
ロッキー・ザ・ファイナルとランボー最後の戦場の二作を終え、本作を完成させていますがあきらかにそれぞれの作品は撮り方が違います。
つまりボーンシリーズからよく見られるようになった細かいカット割りアクション映画をエクスペンダブルズでは敢えて導入しています
※同じアクション映画のランボー最後の戦場ではそこまでカット割りが激しくないです。

また、ブルーレイ、DVDをお持ちの方はご存じですがメイキング映画「インフェルノ」がかなり面白いです。
所謂AKBのドキュメンタリー映画みたいに感情移入が半端ないので毎回ウルウルしてしまいます。併せてご鑑賞いただければとおもいます。

その他、プロレス対総合格闘技のレジェンド対決、AA-12ショットガンのヤバさ、リンチェイVSラングレン、今や売れっ子音楽家のブライアン・タイラーによる心を鼓舞するテーマ曲等、子供心を思い出させる要素満載です。