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君とボクの虹色の世界のカントのレビュー・感想・評価

君とボクの虹色の世界(2005年製作の映画)
4.0
ミランダ・ジュライの描く群像&ラブコメディ。

実験映画とかアート寄りとか、芸術的とか言う人も居るけれど…全くそんな事なくて!これって群像コメディでしょ?フォローしている方々の点数は1,0、2.4,3.1……と低評価。あれ?私、違う映画を見たのかしら?

①思いこみの激しい痛い女クリスティーンと靴売り場のリチャード。
②エロチャットで、エロと分からず謎の人物と会話を続ける6歳のロビー。
③ピーターと、嫁入り道具を揃える美少女シルヴィーちゃん。
④リチャードの同僚マイケルと、JKコンビ、レベッカとヘザー。
⑤離婚する高齢者夫婦。
いくつもの恋の物語が絡みあって、脚本優秀。ミランダ・ジュライは素晴らしい!

ビデオ・アートとアスキーアート。
マカロニの合言葉。
マヤの遺跡。
レベッカとヘザーのフェラチオ競争。
嫌なアート・ディレクター、ナンシー。※6歳のロビーとエロチャットしているのがナンシーだったのが傑作でした。

▼当初はオドレイ・トトゥの「愛してる、愛してない…」に似てるかなと思ったけれど、そうでもなかった😌
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