桃龍

劔岳 撮影の記 標高3000メートル、激闘の873日の桃龍のレビュー・感想・評価

4.0
最後、泣いちゃった。
そもそも明治時代まで登れなかったほど険しい劔岳に、脚本と同じ順番で撮影してゆく"順撮り"で登っていっているので、登山と撮影が同時に完遂されるラストは素晴らしい。
その7月13日は、偶然にも実際の測量隊が登頂した日であり、木村大作監督の誕生日でもあり、なんとなんと私の誕生日でもある。

私は劔岳に、早月(はやつき)尾根から登ったことがある。
作品中で「早月からは登りたくない」と言っている急な傾斜で、日本海側から立山連峰の屏風に挑むようなルート。とても達成感があった。
やっぱり山はいいね。
桃龍

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