このレビューはネタバレを含みます
最近はアメリカの歴史→黒人の歴史→黒人の音楽 という流れで興味の赴くままどんどんのめり込んでいっている。(笑)
ということでドリームガールズ鑑賞。
こういう黒人3人組のアーティストがいたんやろうな、くらいしか知らず、ダイアナロスのこととかも全く知らんかった。(笑)
【時代背景】
1960年代。公民権運動のシーンや、白人ステージに黒人が出てくるときにも差別的な紹介をされるシーンなど。黒人音楽を白人に奪われることへの憤りが、カーティスのエンジンにもなったんやろうし、ビジネスとしての音楽が中心になっていったことにも影響しているんやろうなあ。とか思ったらカーティスも憎めやん。
【物語】
ドリームズという黒人女性3人グループを中心に、ショービジネスの光と影に焦点を当てたストーリー。
闇部分はしんどいなあ。私理想主義なところがあるので光だけ見ていたい。(笑)しかし、時が流れれば、仲間や愛する人と衝突することも、思い描いていた方向と全然違う方に行ってしまう事も、ショービジネスに限らず人間社会のよくある姿やね。だからこそ、歌が心にくる~!
【歌】
知っている曲もたくさんあった!
エフィが歌う歌はどれも泣いてもうた。I am changingとか、もう大好き。転んで立ち上がるって、転ばない、よりなんかいいよね~と自分に言い聞かせる。
【キャラ】
ジミーというキャラがとても気になったな。最後はドラッグにおぼれてしまうってつらい。いろいろな人をモデルにしているっていってたから、そうやってドラッグにおぼれていく人も多かったんかな。ドラッグが身近じゃないからこそ、アーティストとドラッグの関係ってとても興味ある。
長。