おくちん

ドリームガールズのおくちんのレビュー・感想・評価

ドリームガールズ(2006年製作の映画)
3.4
久々に鑑賞。輸入版ブルーレイでディレクターズカット版を観ました。ストーリーを彩る音楽が最高!以前はモデルとなったシュープリームスの成功と葛藤の話だと思っていました。このディレクターズカットを観て、三人よりプロデューサーのカーティスの成功と堕ちていく姿をドリームズというトリオを絡めて描いていたんだと思いました。以前にも感じた芸能界の光と影。60年代の黒人歌手にとっての苦難。カーティスが白人達と同じようにエフィの曲を盗んだ時、黒人をも裏切ったように仲間は思ったのだろうと思いました。カーティスはディーナを愛していたのか、ただのビジネスだったのか。グループを脱退しないといけなかったエフィは辛かったと思うが、残ってスポットを浴びたディーナは名声は得たが、心は寂しかったのかもしれないと解散のシーンを観て思いました。アカデミー賞でのジェニファーハドソンが今も思い出されますが、彼女はビヨンセより輝いていました!この映画を観て、またシュープリームスやダイアナロスを聴きたくなりました^_^