アノ

チャンプのアノのレビュー・感想・評価

チャンプ(1931年製作の映画)
3.5
オーソドックスな父子モノ。
ストレートな脚本とヴィダーお得意の温かいタッチが胸に刺さる。
寝ているディンクのために酒場のテーブルのライトをそっと消すトニー、
ディンクの着替えを手伝いたくてしかてない母、
など生活の中で細やかに人の温かさが描かれている。

ラストで母親がディンクを抱き上げて去るシーンは「ここでこうやるしかない」と思わせる完璧さ。
集まった記者たちが無言で道を空けるのも良い。
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