わだげんた

ドカベンのわだげんたのレビュー・感想・評価

ドカベン(1977年製作の映画)
1.8
やーまだ!
この映画、野球の映画違うんけ!(by岩鬼)

思うに漫画の実写化のハードルが高すぎると思うんですよ。今は。ダメならダメで楽しめばいいと思うんですが、それが許されないですよね(まあ実際、腹立つこともありますけども(笑))

ドカベン。野球漫画の金字塔ですよ。山田、岩鬼、里中、殿馬辺りはある程度の年代より上の人ならかなりの確率で知ってるのでは?

これだけ有名漫画の実写版、さぞや気合い入ってると思いきや。。。見事な空振り三振。でも、ツッコミどころが多すぎて憎めないと言う。。。

ドカベンの原作って最初柔道漫画なんですよね。なかなか野球始まらない。しかも最初は高校野球ではなく、中学野球。

この原作に忠実に、この映画柔道映画なのです! 野球のシーンはラストにチョロチョロっと出てくるだけ!さすがに中学野球じゃ映画にならんので中学時代のメンバーのまま、高校野球してます。
だから里中とか土井垣とかは出てきません!

当時の子供、観に行ってびっくりしたろうなー。

序盤いきなり、明訓の投手(永島敏行。この映画がデビュー作)がマウンドで岩鬼を殴ります(笑)
あー、出場停止だわ(笑)

続いて岩鬼が線路走り回ります。
松本伊代と早見優なんて可愛いもんです(笑)

剣道部の主将がいろいろあって山田が倒れるまで 竹刀でしばき倒します。
傷害ですよね(笑)

原作でもそうですが、明訓の監督、酒飲みながらノックしてます(笑)
SNSで炎上案件ですね(*_*)

あと、主役に華がないです。
実質岩鬼が主役! (岩鬼役の人はぴったり!)

珍作ですね。
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