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底抜けニューヨークの休日
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『底抜けニューヨークの休日』に投稿された感想・評価

1937年に作られたスクリューボール・コメディの傑作「Nothing Sacred ('37米=セルズニック) 監督/ウィリアム・A・ウェルマン、脚本/ベン・ヘクト、主演/フレドリック・マーチ、キャロル・ロンバート」のリメイク版である。もっとも「底抜けニューヨークの休日 ('54米=パラマウント)」を初めて観てから、約10年後に「Nothing Sacred」を国立近代美術館フィルムセンターにおける特集「ラオール・ウォルシュとその時代」で観るまで、オリジナル版が存在していることすら知らなかったのである。1954年当時、日本では劇場未公開だった為、オリジナル版を観ている観客や批評家はまず居なかったことから、「放射能による被爆症を笑いのネタにした最低な映画」と言った批評が大半だったようだ。
底抜けシリーズは、アメリカ本国ではかなり有名なオリジナル版の映画があって、それらを下敷きにしたリメイク版であることが多い。例えば「お若いデス ('55米=パラマウント)」はビリー・ワイルダー監督作品「小佐と少女 ('42米=パラマウント)」、「底抜け楽じゃないデス ('58米=パラマウント)」はプレストン・スタージェス監督作品「Hail the Conquering Hero ('44米=パラマウント)」をそれぞれ再映画化したものである。
「Nothing Sacred」は、第二次世界大戦勃発前に、既に放射性元素(ラジウム)を使用した恐ろしい核兵器の開発を進めていた国家に対して、その危険性をスクリューボール・コメディの形で、強烈に批判してみせた映画でもあり、名脚本家で、且つ劇作家や小説家でもあったベン・ヘクト(「暗黒街 ('27)」、「暗黒街の顔役 ('32)」、「生活の設計 ('33)」、「特急二十世紀 ('34)」、「汚れた顔の天使 ('38)」「駅馬車 ('39)」、「風と共に去りぬ ('39)」、「白い恐怖 ('45)」、「汚名 ('46)」、「白昼の決闘 ('46)」、「ロープ ('48)」「黄金の腕 ('55)」、「クレオパトラ ('63)」)の面目躍如たる作品である。しかしながら、オリジナル版を知らない当時の日本人にとっては、そのような批判に走ることも当然であり頷ける。
オリジナル版の出来が良いので、かなり脱線してしまったが、リメイク版の方もまずまず楽しめる仕上がりになっている。西部の田舎町に始まり、後半はニューヨークに舞台を移すが、前半のロケシーン、後半のセットシーンにしても、オリジナル版を参考にしてかなり忠実に再現している感じであり、共に美しいテクニカラー作品でもあるが、かなり似た色調に仕上がっている印象がある。マーチン&ルイスの掛け合いはいつもながらで安心(?)して観ていられるが、共演者もジャネット・リー、シェリー・ノース、エドワード・アーノルド、フレッド・クラーク、シグ・ルーマン等と豪華で、この点でも脇役が皆素晴らしかったオリジナル版を意識した節がある。
尚、「Nothing Sacred」は、現在YOU TUBEで検索すると、デジタルリマスター版の高画質で観ることが出来ます。
4.0
もうすぐ死ぬとしたら何をしたい?
勘違いと誤診から、あと数日で死ぬと宣告された田舎者の若者がニューヨークで豪遊して繰り広げるドタバタ劇。

ディーン・マーティンの歌はオシャレだし、ジェリー・ルイスはキュートでおかしいし。
底抜けコンビと仲良しのジャネット・リーがヒロインなので何となくニコニコしてしまう。

元々有名な脚本で、キャロル・ロンバードの「Nothing Sacred」のリメイクだそうで。