このレビューはネタバレを含みます
これから思春期に突入していく11歳、まさに女性の体に興味を持ち始めた多感な頃だった。
当時よく遊んでいた友人が日曜洋画劇場で放送していたものを一緒にこっそりと観たのが初めてだったが、あの時の衝撃が未だに忘れられない思い出。
その頃は洋画にほとんど触れていなかったうえ、いきなり外人さんの胸が露わになるシーンは強烈だった。
閉所恐怖症の主人公がトンネルだかどこかで狼狽している姿に、私はよく理解出来なかったもので。
元ネタはヒッチコックで、その中にもデパルマ監督お得意の要素がふんだんにあり。
無論観た当時はデパルマ監督なんて知らなかったが、後年彼の作品を何本か観て、あー納得と思ったものだ。
グロリアが電気ドリルで殺されてしまうシーンがあまりに怖かった。