「指輪物語」実写化三部作の記念すべき第1作目。不思議な魔力を秘めた指輪を巡る旅の物語。
ファンタジー映画としての最高峰で、映像美はもちろん、仲間との結束、別れ、愛、すべてが詰まった傑作。
難点は上映時間3時間が標準なこと。だけどもその美しい情景と次から次に現れる魅力的な旅の仲間たちに目を奪われます。
個人的なお気に入りはアラゴルン。最近では「グリーンブック」ででっぷりしたお腹を誇る中年を演じたヴィゴ・モーテンセンですが、本作ではめちゃくちゃかっこいい！困った時はいつもフロドを助けてくれる。自分がもし旅の仲間として連れて行けるならばアラゴルンのような人がいい！
仲間として信頼していても指輪の魔力に打ち勝てず、悲しい結末を迎えるキャラもいます。
ボロニアは人間らしさ漂う魅力的なキャラだっただけに、彼の最期は少し悲しい。
しかし、何よりもラストシーンのサムのとった行動。1人で舟を漕ぎ、仲間たちと離れるフロド。サムは1人フロドを追いかけ、泳げもしないのに湖に飛び込みます。
「あなたから決して離れない。」
ラストシーンで泣かせてくるロードオブザリング…熱い旅の物語はまだ始まったばかり。
さて、次は二つの塔鑑賞します！
ムービープラス録画にて鑑賞。
