フジタジュンコ

ソウ ザ・ファイナル 3Dのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)
2.4
3Dで公開されており、配信ではチューニングされていないのかやたらと臓物がチープで血の色が可愛らしくて迫力に欠けたのが残念。

さらに今回まったく無関係の人間をゲームに巻き込んでしまったので、これまで積み上げたものをすべてぶっ壊しに行くスタイルか、新しいな、と、思いました、が、いやこれ褒めてないからね…ゴードン登場はあまりにお約束すぎて、無印がお好きな皆さん!と言われましても…

「ファイナル」では被験者がその愛する妻を助けようとするので、クソ野郎とはいえ美談風ではあるのですが、妻の方が愛する相手にぶっとい針を胸に刺させてまで(これ直接大胸筋に刺す意味ないよね?)「助けて!」というのに違和感を覚えました。全然知らん人なら「早く助けろよ!」「何やってんだよ糞が!」とか言うのもわかるんですけどね。私なら大切な人に致命傷を与えるくらいなら自分が死にます。ただこの奥さんの死に方は嫌だ。即死がいい。

リンキン・パークのチェスター・ベニントンが出演していたのだけは良かったです。歌だけじゃなくて演技もうまいな。