なでしこ

ラッシュアワーのなでしこのレビュー・感想・評価

ラッシュアワー(1998年製作の映画)
3.6
ジャッキー扮するリー警部と、クリス・タッカー扮するカーター刑事が、誘拐された中国総領事の娘を奪還するため奮闘するお話。

クリスのアメリカンジョークオンパレードで軽快な演技とジャッキーの聡明かつ冷静なキャラのコントラストが面白く、楽しく鑑賞できます。

舞台の大半はサンフランシスコ。
ジャッキーが観光用のオープントップバスに乗り込むと日本人団体観光客と相乗りとなるシーンがあります。
今でこそインスタで世界中の人があちこち撮影する姿が見れますが、昔は海外の人からみると「日本人はいつもカメラを首から下げていて写真を撮りまくる人種」と思われていました。
ジャッキーを追って乗り込んできたタッカーに皆一斉にカメラを向けるところは時代を感じました。

また、ジャッキーが高い塀をひらりと駆け登るシーン、どっかで見たなと思ったら、「嵐にしやがれ」という番組で、松潤がウッチャンとジャッキーチェンアクション対決をしてた時の元ネタでした。

🍽美味シーン🍽
★ラクダ🐪★
敵のアジトに乗り込む前に、テイクアウトのお店で中華を注文した2人。
テイクアウト用ボックス🥡の中身を見ながら、カーター刑事が「すごい脂っこそう、もっとマシな料理はないのか?フライドチキンとかスペアリブとか」と難色をしめします。店の人にはキレられて「オカマ野郎」とか言われて怒られちゃうのですがね。
そしてリー警部に「これ何?」と尋ねると、「ウナギだよ」と。
半信半疑で食べてみたら「美味いなー」。
さらにジャッキーに「お前は何をオーダーしたか?」と尋ねると、「ラクダのコブだよ」と。

…え⁉️ラクダのコブなんて食べれるのー?と思って調べたらちゃんとこコブ料理があるんですよ。ほとんど脂肪のかたまりかみたいなものでありながら、中華料理では珍味らしく、陸八珍として炒め物とかにして食べるらしい。アメリカンジョークではなかったです。
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