このレビューはネタバレを含みます
存外シリアスで面白い
のび太がこのメンツとつるまなきゃいけない状況って最悪だよなぁと改めて思った
あのメンツは冒頭いつも通り嫌な倫理観してるのに、本当に悪いヤツが出て来る中盤から日和ったように正しい倫理観を見せつけて来る感じがたまらなく嫌だった
ヤツらは人間の業を表現してるのかも知れない
ジャイアンが「やられたまま終わっていいのかよ」っていう感じは、いかにも正義だと思ってるおじさんみたいで普通に最悪だった
ご都合主義みたいにタイムパトロールが現れて終わらせに掛かった時は、流石にもっとあるだろとつっこまざるをえなかった
ドラえもんも含めて、ドラえもんにはいい奴が出て来ないよな
本当のちびまる子ちゃんみたい事なのかな
ドラえもんの映画の中では面白い方だと思う
日本人がどこから来たのかとかは勉強になるけど、史実よりも思想派の親御さんはピリッとするんじゃ無いかと思って少し怖くはあった
