はしうら

処刑山 -デッド・スノウ-のはしうらのネタバレレビュー・内容・結末

処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

海に行けば良かった…でお馴染みの映画。
何回みても気持ちのいいスプラッター。
軍人として理性的に行動するゾンビというキャラクターも斬新でおもしろい。
ホラー映画おきまりの展開は抑えつつ死霊のはらわたへのリスペクトとブラックジョークもあり良い。鎌と槌を握った共産主義アタックのシーンは何度見てもニヤッとしてしまう。もちろん派手な人体破壊も素晴らしく、雪山の白色によく映えて見応えがある。
なによりナチスゾンビのボス、ヘルツォーク(ハルツォク)大佐がめちゃくちゃカッコイイ。軍服をビシッとキメて軍を指揮し、時には自分も戦う有能上司である。部下と違って口から汁を垂らしたりもしないので顔色が悪いところに目をつぶればかなり理想の上司かもしれない。

続編では予算もアイデアもゾンビの個性も腸も死体の数もパワーアップしてやりたい放題なので見てください。