文玧は今年もライブ中

シャンドライの恋の文玧は今年もライブ中のネタバレレビュー・内容・結末

シャンドライの恋(1998年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ベルトルッチさん、それナンパです!(ドクターホワイト)

タンディ・ニュートンをレストランで見かけて思わず映画に出ないかって言ったって読んだんですけど。
出演交渉ナンパじゃんって思ってた。
インチキプロデューサーならともかく巨匠が自ら。
声かけるほど魅力的だったのか~と。まあ確かにタンディ・ニュートン可愛かった。
デヴィッド・シューリスが好きで。
マイク・リーのLife Is SweetとNakedで注目して
正統派のラブストーリーが観たいなって思ってたんだけど
全然正統派じゃなかった。
自分ファンフィルターかかってるので何やっても目がハートになって好意的なんだけど
デヴィッドけっこう不気味で気持ち悪いかもしれない。
でもそれはお互いをよく知らなく誤解してただけで
誠実で投げ出す覚悟、アティチュードがある人ってだんだんわかる。

シャンドライのためにピアノまで手放して何もなくなったキンスキーをシャンドライは受け入れる。
デヴィッド・シューリスの長い足が絡まるのに悶絶。
次の日の朝ドアベルが鳴っている。釈放された旦那がいる。ずっと鳴っている。
ものすごい思いつめた顔をしてるシャンドライ。最初はシャンドライの告白ににやけてたキンスキーも真顔で聞いている。
思いつめた顔をしてるシャンドライを見る。背中好き。
関係を続けるか
この夜限りで旦那の元に戻るか。
不倫を軽くできる人もいるだろうけどシャンドライの性格では難しいだろう。気持ちが包囲されてしまっている。
修羅場が待っている。
原題は包囲。