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シャンドライの恋のtaoziのレビュー・感想・評価

シャンドライの恋(1998年製作の映画)
3.0
セリフが少なく全体的に静かな雰囲気、だからこそ各所の音楽が際立っていて引き込まれました。

物語の前半、キンスキーはキモい。シャンドライもたぶんそう思ってる。音楽の趣味も食も美しいと思うものも違う、必要以上に関わりたくない不思議なタイプの雇用主。

でもそんなキンスキーの純粋で真面目な愛にシャンドライも心が動かされていく。その過程が言葉少なくても丁寧に描かれていて、賛否ありそうなラストも納得できてしまう。

ラストシーンのその後…どうなったのかをすごく想像させる終わり方でした。
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