Colette

復活の日のColetteのネタバレレビュー・内容・結末

復活の日(1980年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

TV番組の小松左京特集を
みて関心が湧いた。

コロナ禍を経たいま、
リアルさゆえに
緊迫感がつきまとう。

次から次へと
起こりうる難題が
気力を奪う……
平和の危うさが
炙り出され、
危機に脅かされる日々が
画かれる。

何度も止めて、
気を取り直してから
観すすめた。

自分に何が出来るのだろう?
という無力感と矛盾するように、
「死は…もう、たくさんだ!」
という叫びが響く。

「ライフ イズ ワンダフル」
「ジンセイハ…イイモノダ」

死に瀕して語るまえに、
地球上に生きる人間皆が
気づかなくてはならない…
が、現実化には
なんと危ういことか 。

まさに問われていると感じる。

考察力の容赦無い鋭さ、
ロケ地の画力は
説得力が深く、
見応えがあり過ぎて
疲れたくらいだ。
Colette

Colette