ナイトリッチ

復活の日のナイトリッチのレビュー・感想・評価

復活の日(1980年製作の映画)
3.8
★ウィルス兵器がうっかり漏れてしまい、世界中で大流行。増える死者、ワクチン開発は追いつかず、そうこうするうちに民間人も知識人も政治家もみんな感染。南極基地で仕事をしていた人々を除いて……。

#タイムリーすぎて何もかもがめちゃくちゃ怖い

#「最初は風邪の症状で、それが肺炎となり、やがて多臓器不全に……」ってほぼほぼまんまじゃん……怖い……。

#色々立派そうに見えて全然機能しない各国政府、医療崩壊、どさくさに紛れて核を撃ってみたくなってしまった軍の人、苦境に立たされてなお生きようとする人々。すべてが生々しい。

#医療現場に人が殺到して、医者がみんな感染して死に、誰も治療できる人がいなくなるところ、本当に怖い。世の中に医者がいないと我々、赤ん坊も同然じゃん

#原作読んでみたいな〜これは!『トリフィド時代』みたいな感じなのかなあ。こういう、人類がなす術もなく死に絶え、築いてきた文明は崩壊し、残った人々が必死に明日を生きていくっていう話、ストーリーの圧迫感が凄まじくて好き