TAKA

復活の日のTAKAのレビュー・感想・評価

復活の日(1980年製作の映画)
4.6
2020-101-088-013
2020.6.7 新宿ピカデリー Scr.2

・冒頭、南極。
・生きる意思の崇高さ、無常観
・あの頃の角川映画

マスクをしたまま泣きました。

公開時以来の再鑑賞です(^_^)
オープニングタイトルバックの南極
草刈正雄の殴り合い
キリスト像と語り合うシーン
オリビア・ハッセーが窓の外の草刈正雄を見つめるシーン

そんな辺りが印象に残っていました。

冒頭
南極
凄い。
改めて・・・南極に行って撮ったんだなぁ。
尚且つ胸を打たれたのは
美しいだけではないこと。
寧ろ綺麗ではない。
自然の厳しさ、恐ろしさ、そんなものが醸し出されてる気がしました。
こんなオープニングだったんだ。

内容は・・・
ウィルスが生物を滅ぼす
小松左京の予見性の凄さ
あまりに嵌まりすぎてて、却っていまやるべき映画なのか、少し考えちゃいました。

だけど何より
俺が涙したのは

人間の生きる意思の崇高さ、美しさ
生命は何のために生きるのか
その無常観

ラストシーンは
永遠に俺の心に残るでしょう。

ワールドクラスのキャストを採用して
深作欣二監督。
まさにあの頃の角川映画の意気込みが感じられる作品でした。
(^_^)
TAKA

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