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ボクサーのseapony3000のレビュー・感想・評価

ボクサー(1977年製作の映画)
4.0
「男の歌」で輝雄ちゃんのセコンドやってた菅原文太みたらこちらもみたくなり。寺山修司の世界とはみ出し者スポ根の謎の組み合わせでやっぱり面白い。クライマックスのマッチでフラッシュバックするのはシミケンじゃなくて周りの人間たちの寂しい現実。文太のとこの犬もビールで酔っ払って線路を歩いていく。寂しいはぐれ者たちのなか、シミケンの対戦相手のハリケーン上海の楽屋を訪れ「結婚はお金がかかるものなのよ」って微笑をたたえる夏樹陽子さまが最強。ここだけの出演最高。
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