マンソン

プリティ・リーグのマンソンのレビュー・感想・評価

プリティ・リーグ(1992年製作の映画)
4.0
始まってすぐに主役の姉妹が夢を掴むために走り出した鉄道に向かって大きな荷物を抱えながら走っていく。その姉妹に向かって手を差し伸べる車掌。その手をしっかりと掴み飛び乗るシーンでまず心を掴まれた。
いろいろな事情を抱えた個性的な仲間が登場するが中でもマウンド上でタバコを吸っていても妙に絵になっていて一際目立っていたのがまさかマドンナだったとは気が付かなかった
戦時中で女性への差別が厳しかった中でも選手たちが土にまみれになりながらもスライディングをして本気で取り組む姿勢にひとりふたりとスタンドの席は少しずつ埋まっていく。上手い下手とかじゃない。一生懸命は必ず人の心を掴む。
一時的に作られた娯楽だったのにも関わらずそれを確固たる全米女子プロ野球リーグにしてしまう実話を元にした物語
大変だと言う理由で辞めたいと言う選手に対してそういうもんだ。でなきゃ誰でもやる。だから偉大なんだと監督が選手を説得するシーンがこの映画のハイライトだった
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