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きらきらひかるのmuscleのレビュー・感想・評価

きらきらひかる(1992年製作の映画)
5.0
『落下する夕方』とほぼ同じことをやっているまごうことなき江國香織映画なのだけど、豊川悦司がぶん投げられて原っぱの向こう側にぶん投げられて消えてくアクションのカット、ほとんど初期黒沢清みたいだった。この頃の松岡監督、もしかして全部最高?
お見合いの後にあっさりと布団にアイロン入念にかける場面に繋ぐ冒頭から心地良さがある。
ラストの薬師丸ひろ子疾走朝焼けはかなりやりすぎだと思ったけど、その前の深夜の90年代コンビニに入るところが異常にいい。深夜のレストランでトランクスの豊川悦司と3人で座ってゲラゲラ笑ってるとこがもちろん一番好き。あそこも店員が気まずそうに席に案内する(この店員の演技が絶妙で偉い)とこであっさり切る。
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