きらきらひかるの作品情報・感想・評価

「きらきらひかる」に投稿された感想・評価

abbaab

abbaabの感想・評価

4.0
アルコール依存症の薬師丸ひろ子、同性愛者の豊川悦治、パートナーの筒井道隆を中心に交錯する人間関係が丁寧に描かれた松岡錠司監督の傑作。「バタアシ金魚」「トイレの花子さん」と同じく笠松則通の撮影がバチバチに決まっている。踏みつけたケーキを拾って食べる薬師丸ひろ子を豊川悦治が平手打ちする長回しのシーン、三人を切り取って見せるラストが堪らない。無愛想なウェイトレスと薬師丸ひろ子の交流も何気に良い。
しを

しをの感想・評価

4.5
薬師丸ひろ子の可愛さ爆発してる。電話で泣くカットの可愛さやばい😭よくわかんないズームとかすんごいたのしい。ケーキぶん投げておわりかと思ったらちゃんと踏んづけてくれてうれしかった。メンブレレベルがわかりすぎて最高
物足りなさはあるものの
よくぞ実写化を…しかもこの美しきキャストたちで
車の中で紺くんからバックハグされたい
ab

abの感想・評価

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原作が大好きなのに内容をほとんど忘れてしまっていた。また読み返してから感想書こうっと。
笑子さんは本当においしそうにお酒を飲む。
その顔を見ているだけでこの人の幸せを願わずにはいられないし、同時に胸が締めつけられるように苦しくもなる。

出会いは最悪だったウェイトレスと、店に通うにつれ関係が変化していくのが素敵だった。
最後のウェイトレスの台詞にもしびれたなぁ…
ファミレスのカウンターでひとりで飲むの楽しそう。
オープニングの10分間で傑作だと確信させる。
「今朝、ギンジロウが亡くなったわ」→「スキップ知ってる?」
この飛躍!

駅の前で泣きだして、タイトルバックの後、もう結婚している!
この飛躍!

受け取ったケーキを地面に叩きつける→周りこんで平手打ち

後ろから抱きつく、というか飛びかかる→野原を2人転げ落ち、「俺を、愛してるか」

ex.『ハッシュ!』
KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

3.6
国立映画アーカイブの企画上映『1990年代日本映画――躍動する個の時代』にて鑑賞。

まだまだ同性愛に対する理解度も少なく、結婚という概念に対する多様性もまだまだ認められていない時代に、かなり攻めた内容の作品を制作していたんだなと思いました。

シュールなセリフのやり取りによって生み出されるポップな可笑しみが、野心的なテーマを見る側に受け入れやすくしてくれているように思います。

笑子と睦月の両親が、コトの真相を知って話し合いをするシーンで、睦月のお母さんが一番理解があって素敵でした。あと皆に反対されても立ち向かう笑子の姿にも胸を打たれました。

笑子は正直めんどくさいキャラやけど、薬師丸ひろ子というキャスティングのおかげで、ピュアなキュートさが感じられました。

同じ企画上映で見た『洗濯機は俺にまかせろ』で、筒井道隆の魅力を再発見したばかりですが、今作の紺役も素晴らしくて、ますます好きになりました。ホントにいい俳優だと思います。あ、もちろん豊川悦司も最高です😊

笑子、睦月、紺 の3人の関係性と感情の揺れ動きが丁寧に紡がれていて、終盤で、笑子が1人で一晩中ひたすら走って、リンゴ食べて、ピアス引きちぎって、アスファルトに倒れ込んで寝てしまうところからラストシーンに至るくだりには、胸を打たれました😭

P.S.
土屋久美子演じるファミレスのウェイトレスと笑子のやり取りはコミカルで楽しかったけど、一番最後のやり取りは、一見コミカルに見せて実は非常に大事なセリフで胸を打つ内容だったにも関わらず、相変わらず国立映画アーカイブの客層は、レベルの低い「早とちり笑い」をここでもぶちかまして、エモいシーンを台無しにしてくれました😣ホントにリテラシー低すぎて、毎回イラッとします。
ファーストショット、薬師丸ひろ子の顔面からもう強すぎる そしてラストの………
体裁のために偽装結婚したもののなんだかんだ惹かれてしまうが相手はそもそも恋愛対象が違うから絶対に愛してもらえることはない、、ひたむきな愛の物語にやられてしまう「でも睦月さんは一人しかいないもん」

学校を捉えたショットやボコられ後のベンチの演出、あらゆる画面に気合をバンバン感じて痺れるぜ 省略もすげーうまい


アーカイブのジジイ共がゲラでコメディ演出じゃないとこまでガハガハ笑おうとするので鑑賞環境は最悪だった、転がる箸でも見とけボケクソ!ちゃんと家でもう一回観ます
薬師丸ひろ子は角川アイドル時代が終わった後、豊川悦司は『愛していると言ってくれ』の前に当たる時代。薬師丸がアルコールに溺れるのは恐らく性欲の代替で、ゲイを好きになってしまった女性はその性欲をどうしたらよいのかという問題に取り組んでいる。トヨエツのパートナーも含め3人で子どもをつくれないかという発想は最近研究があった気がするが、時代を先取りしている。3人が別々に一夜を過ごし、再び終結して大団円というのはちょっと都合が良すぎ。薬師丸が走り、ピアスを外して泣き、荒れ果てた心象風景の中を通って道路で寝るというシークエンスも演技は良いのだが、ステレオタイプな邦画と揶揄される演出の典型のようにも思える。
一

一の感想・評価

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OPいきなりひろ子の鮮烈なクロースアップに始まり、山谷初男が仕切るぎこちないお見合いシーンのあと、井の頭公園駅前でトヨエツと別れたひろ子がその場に一人突っ立って泣き出す(その朝飼い犬が死んだのである)長いロングショットから性急にカットが変わりツーショットで「病院(精神科)行ってたの」「男と付き合う人なんだ」と互いに告白の言葉を交わし見つめ合うと軽やかに音楽が鳴り出し、草原に座り寄り添う二人のバックショットにタイトルが重なって、その次にはもう“新婚生活”が始まっている。フジテレビ製作とは思えない作家性の横溢にグッとくる。ひろ子がトヨエツから受け取った菓子を地面に叩きつけ踏みつけそして拾い食い最終的にビンタを食らう、横移動を含んだ長回しのところとかもホントよかった。それに加えて、ひろ子トヨエツ道隆3人とも単純にすごく可愛い。川津祐介と津川雅彦、今は亡きかつての松竹スターの共演も地味に嬉しかった。同じくゲイカップル+女1人の橋口亮輔『ハッシュ!』よりも10年以上前の映画だが、トヨエツが職場の上司にもカミングアウト済みだったりするのが興味深い。
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