ダチュラ

紀子の食卓のダチュラのネタバレレビュー・内容・結末

紀子の食卓(2005年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

小説と映像の組み合わせが良かった。

他人に対する存在の働きかけで必要とされる「役割」を私も欲しい。
私も「誰か」になりたい。
もう一つ、究極的な自己への客観視が良かった。死ぬことすら客観的に「役割」として演じる様は憧れた。

自分を放棄し他人になる。
自分の現実を見なくてすむもの。
「自分」以外なら誰でもいいのだと思う。
隣の芝は青く見えるから
ダチュラ

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