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冬の子供のUCOCOのレビュー・感想・評価

冬の子供(1988年製作の映画)
3.8
登場人物たちは皆、冒頭から最後まで当たり前に自分のことしか考えてない自己中心的キャラクター。
彼らによって展開されるストーリーを見て、もはや暴力的なまでの自己中心性に振り回された結果どっと疲れるのか、或いは観客自らの中にも多かれ少なかれ存在するはずの自己中心性が共感を呼んで物語に没入するのか。。本作はその二択に分かれる作品だと思った。
ちなみに自分は、後者の割と没入してしまって楽しんだタイプ。私もそれなりに自己中心的なのだろう、、

なんせ約1ヶ月前に鑑賞してその後、自分的大・映画スランプが訪れていたのでレビューすら怠っていた。けれど、また映画鑑賞を再開したい気持ちが溢れてきたのでやっとレビューをしてみた。なので、あまり細かくはもう記憶していない。

ただ、一つ確実に覚えているのは終盤の場面の切り替えで自分勝手な女②(確か黒髪の妊娠しない方)が、嘘だろ?ってくらいバチバチにキマった最高にカッコ良い演出の中に組み込まれていたこと。
鑑賞した後になんとかそこのシーンだけ再見したくてネットを漁ったが、この作品はどうあがいても特集上映がまたない限りは日本で見るの、難しそう。。悔しい
誰かどこかで見れそうだったら教えてください。
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