意外にも面白い一作です.
というのも,本シリーズは3, 4作目が面白くないと言われているからですね.
抜群かと言われると渋りますが,十分だと思いました.
1作目から時系列順に並んでいることもあり,本作の舞台はついに1作目に巻き戻る直前の時代です.
そこで繰り広げられる戦争がSFとしてよく描けていると感じました.
スカイネットつまり機械軍の謀略も緻密で,観賞中に私は思わずひっかかりました.
物語の一部から出来すぎている印象も多少うけましたが,総じて,言われているよりも面白いと感じました.
あと,本作のジョン・コナーはクリスチャン・ベールです.
クリストファー・ノーランのダークナイト3部作のバットマン役ですね.
ダークナイトでは,ものすごく声を低くつぶしてバットマンを演じている印象を受けますが,実はあの声が自然なもののようだというのが新発見でしたね.
そんな一作です.