bebemama

ニューオーリンズ・トライアルのbebemamaのレビュー・感想・評価

3.7
再鑑賞

ジョン・グリシャム原作
法廷物だけど、法廷での審理の場面より、陪審員への裏工作が主

銃乱射事件で夫を失った妻が、銃メーカーを相手に訴訟を起こす
その原告側の弁護士と相手側の陪審コンサルタントとの攻防
この映画で自分に有利な陪審員を選ぶっていうのを知りました
(米ドラマ「BULL/ブル法廷を操る男」はそれに特化したドラマ。裏工作はしないけど)

1人の陪審員とその恋人が
陪審員を操作したり
被告原告両方に票の買収を持ち掛けたり
果たして、その裁判の行方は?

陪審コンサルタントのフィッチをジーン・ハックマン
原告の弁護士がダスティン・ホフマン
陪審員のニックをジョン・キューザック
その恋人がレイチェル・ワイズ

銃製造メーカーがいかに金と権力を持っているかがわかる
裏工作されなければ心情的には原告が勝てるはず!
だからこそ陪審コンサルタントを雇って違法な工作を
陪審員の協議のシーンはあまりなかった

豪華キャストで見応えがあり
裏工作の駆け引きがハラハラ
アクションもありドキドキ
でも、興行収入は少なかったらしい

以下ネタバレ


















ジョン・キューザックの掴みどころのない感じが、彼らの正体を上手く隠していて良い
裁判の行方もだが、裏工作の結果
最後にどんでん返しがあるので
とてもスッキリ感がある
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