えな

デンデラのえなのレビュー・感想・評価

デンデラ(2011年製作の映画)
4.1
姥捨山に捨てられた70歳の女が目を覚ますと山奥でコミューンのような村を作ってる老婆たちに助けられ…
サムネが完全にコントなのでスルーしてたんだけど面白かった〜w
(以下レビューじゃないです)

最近、北国で熊の害獣被害が多発してるっぽいんだけど猟友会による駆除に抗議の電話が殺到という話題を連日見かけてる。Twitter(X)のTLを見てたら名前を「熊との共生を」にしてるひとがいたので目に留まり、よく見てみたら前からフォローしている作家の佐藤友哉さんだった。「熊の駆除に反対なのかな」「鏡シリーズは面白かった」と思いつつ、プロフィールや過去のツイートを読んでいたら「映画 デンデラ原作」と言う情報があり、「あのお婆さんのやつ佐藤友哉さん原作なの!?」と興味がわいて即鑑賞。
あらすじも予告も見てなかったので熊が出てきて、伏線回収きたー!とひとりで楽しくなった。
わたしの中で熊映画といえはレヴェナントなんだけど、デンデラは前に読んだ吉村昭さんの小説「羆嵐」にも雰囲気が近くて好きだった。原作も読んでみたい。コカインベアも観たい。熊はとても怖いので熊映画増えてほしい。
(追記)Wikipediaを見たら雪は本物らしく驚いた。「巨大な白いセットを作ったんだろうな。実際には寒くなさそうだから安心して観られる」と勝手に思ってたけど、ほんとの雪山だったんだ。女優さん方の演技力がすごくて寒そうだと気づかなかった。今更寒くなってきた☃️あと主演は萬田久子さんだと思ってたら浅丘るりこさんだった。
終わった瞬間余韻に浸ってEDじっと観るほどには面白かったです。
えな

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