良かった。
目が離せなかった。
家族がバラバラになっていくのは、現代に限ったことじゃないんだなぁ。
何世代も同じ家で同居している家はまた違うのだろうけど。
1950年代から、東京では核家族化が進んでいて、みんなそれぞれ、新しい居場所が出来て、そこでの生活を確立していく。
「そんな風にはなりたくない、そう思っていても、段々とそうなっていくものなのよ」
すごく心に響いた台詞だった。
尾道のお父さんとお母さんの時間は、すごくゆっくり流れていて、東京にいる子供たちの時間の流れとは、この頃から違ったんだな。
今は地方だって、時間の流れが早くなっている。
諸行無常。
全ては、変化してゆく。