Morris

東京物語のMorrisのレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
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良かった。

目が離せなかった。

家族がバラバラになっていくのは、現代に限ったことじゃないんだなぁ。

何世代も同じ家で同居している家はまた違うのだろうけど。

1950年代から、東京では核家族化が進んでいて、みんなそれぞれ、新しい居場所が出来て、そこでの生活を確立していく。

「そんな風にはなりたくない、そう思っていても、段々とそうなっていくものなのよ」
すごく心に響いた台詞だった。

尾道のお父さんとお母さんの時間は、すごくゆっくり流れていて、東京にいる子供たちの時間の流れとは、この頃から違ったんだな。

今は地方だって、時間の流れが早くなっている。

諸行無常。

全ては、変化してゆく。
Morris

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