アキカウリスマキが若かりし頃お兄さんに連れられてロンドンで観て、小津監督に魅了されるきっかけとなった本作。
田舎のお父さん、お母さんの「ありがと(→→↗︎↓)」のイントネーションがなんとも癒されたなぁ。あれは広島弁なのか、尾道弁なのか。。
夫婦の「子供より孫の方がかわいい言うけど、やっぱり子供の方がええのう」ってセリフが意外で心に残った。素敵な夫婦やったなぁ。
親孝行とか血の繋がりについて考え直すきっかけになるし、淡々としてるけどすごく心に残った。
あとなんといっても、70年近く前の映画とは思えない原節子さんの美しさ。ヘップバーンとか欧米の大女優みたいな雰囲気があって見惚れてしまった。
「彼岸花」と「生れてはみたけれど」も観たいな。