ピッコロ

多羅尾伴内のピッコロのレビュー・感想・評価

多羅尾伴内(1978年製作の映画)
3.5
七つの顔の男

ある時は"片目の運転士"、ある時は"流しの歌い手"。
またある時は"手品好きのキザな紳士"。
ある時は"白バイの警官"。
そして、またある時は"怪人せむし男"。
またある時は、"私立探偵"
"って、ある時は多いな!"

しかし、その実態は…。
正義・真実の使徒!
藤村大造!!!
って、誰やねーーーん!!!
タキシード仮面じゃないの???

藤村大造さんを知らないから正体明かされてもポカンですよ!
原作は違うけど、石ノ森先生の漫画があるらしく…。
それは、ちょっと読んでみたい…。

プロ野球選手がさよならホームランを打った直後に暗殺…。
巨人のユニフォーム着てるのに、チーム名がレッドソックスで???
ちなみに、タイガーズは、大阪メッツとなってた…。
某赤い球団は、レッズか?エンゼルスになるのかな?

暗殺の方法がカメラに仕込んだ毒針!
シャッターを切るとカメラから毒針が発射される仕組み!
事件を追うのは、探偵の多羅尾伴内さん。
その正体は、前半で盛大にネタバレしちゃったけど…。笑
犯人は同期の元プロ野球選手だと言うことが判明するけど、事件は意外な展開を迎えていくって感じのお話…。

狐男っていう、やまんば?みたいな青い鬼のようなお面を被ってる殺人鬼が登場したり、アイドルが宙ぶらりんで胴体真っ二つに切断、秘書の顔には斧がズドン!とスプラッター映画みたいなシーンもあって、結構面白い!
漫画が原作なのかは知らないけど、映画は、どこか漫画チックな感じが多くて昭和感満載!

片目の運転士(運転士で片目はダメでしょ!)とか、怪人せむし男(顔半分がグチャグチャな怪人)が出てきたりするところが昭和っぽい!
色々とぶっ飛んでる映画ではあったけど、なかなか面白かったでござるよ!


以下、一人言。
① ルパンのパンフ、無事に届きましたぁ~。
② ワクチンの副反応で熱が出るって聞いたけどホントだった!
36.6度!えっ!それが普通の体温ですって???笑
③ 熱は出なかったけど、注射してるところがずっと痛かった。泣 

おしまい!!!
ピッコロ

ピッコロ