ゆうか

危険な遊びのゆうかのレビュー・感想・評価

危険な遊び(1993年製作の映画)
3.8
昔に見た記憶がうっすらと残ったまま改めて視聴。

母親を亡くし、少しの間、伯父さん伯母さん一家に預けられた少年が主人公。
年の近い従兄弟と仲良くなり、一緒に遊びまわる毎日。伯父叔母も従姉妹(妹の方)も優しく、彼らを大切に思い始める主人公。
だが次第に従兄弟の提案する「遊び」が危険を帯びたものになり、主人公は彼に異常を感じ始める。彼の「遊び」の対象が彼自身の家族にまで及びそうになった時、主人公は周囲に訴えるが誰も信じてくれず…

秀作だと思います。最後まで飽きることなく見られました。
昔、見たときは「こんな子供居ないよー」と、フィクションとして見ていましたが、昨今の事件を見てると、現実にこういう子は居るんですね。そう思ってみると、本当に怖い。
最後の母親の行動は勿論、展開としては、正解なんですけど、実際なはそんなに割り切れるものでも、ないような感じもします。
だから、主人公の最後の独白に繋がるし、「ママが形を変えて僕を守ってくれる」という最初からの伏線に繋がってるんだろうな。
ゆうか

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