クリントン大統領のセックススキャンダルを題材に、再選に挑む大統領のセックススキャンダルのもみ消すために召集された政治コンサルと、映画プロデューサーが、架空の戦争をでっち上げる、というポリティカル・コメディ。
概要だけ知るとなかなか面白そう。デ・ニーロとダスティン・ホフマンの二大スターというのもあって期待はさせるのだが…。話は鈍重だし、なかなか、こちらの予想の範疇を超えてきてくれない。97分がやたら長く感じる。いくら97年といえ、こんなにトントン拍子に事が進む？というのも説得力のなさもある。
後半はどんどん荒唐無稽になり、戦地から帰ってくる架空の兵士をでっち上げるのだが、手違いで囚人を呼んでしまい、さらに一同の乗った小型機が墜落！なのに無傷！ 後半、2人とも目が死んでいた気がするのは俺の目の錯覚だろうか。
