セイ

活きるのセイのレビュー・感想・評価

活きる(1994年製作の映画)
4.5
「さらば、わが愛 覇王別姫」は京劇役者の二人の愛肉劇が時代とともに描かれていたけど、「活きる」は一家族の人生を通して時代が描かれている。「 覇王別姫」の京劇に対して「活きる」の夫は影絵をやっていた。どちらも文化大革命や共産主義に対する批判が描かれている。文化大革命で影絵を取り上げられるんだけど、夫はあまり気にしてなかった。生き抜くためにこだわりを捨てたのかもしれない。色々あって後悔の連続なんだけど、それでも「活きる」のだから素晴らしい。
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