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狂った一頁のngtのレビュー・感想・評価

狂った一頁(1926年製作の映画)
5.0
日本初の前衛映画。
癲○院で繰り広げられる夢。
妄想と現実の交錯。堂廻目眩。
ブルトンが本作を観ていたら何と激賞したことか。

観賞者の精神を揺らがせる譫妄的な映像と歪曲されたイメージの身体表現。
『カリガリ博士』から表現主義的な精神の探求やテネブリズムを継承しつつ、それが日本映画的な幽玄美に翻訳される芸術作品。

〈再掲〉
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