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フットルースのまっとのレビュー・感想・評価

フットルース(1984年製作の映画)
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2021年初映画!

クソ田舎育ちゆえ「農業トラクターで喧嘩がクールな遊び」みたいなところに「う、ウワーーー!」と謎の羞恥心と懐古でもんどり打ってしまう(いやさすがにこんなんはなかったけど) なんか、この町の人間の中でしか通じないクールさみたいなの、ウワーーー!

アリエルは最初からプロムまでずっと自傷していた この閉塞は、この解き放たれたい思いは、自分を生き死にの場に晒して父親にぶたれるようなことをしない限り発散できなかった 電車の叫びは涙が出てきたし彼氏とのタイマンは「やっちまえ!」と思った でもやっぱり傷付けて傷付けられての解放はどこかで止められなきゃいけないんだ……
冒頭の車も電車もどちらもレンが引っ張ってくれることで自傷行為はストップされます ていうか彼女の解放を手伝ったのもレンです レンはこの町と彼女に吹いた新しい風だったし彼女にとっては心を寄せ合える相手だった 単純に誰かとの出会いが一人の人生の風通しを良くした、という意味でボーイミーツガールの素晴らしい形だと思う

ただやっぱり「喧嘩しちゃったけど大丈夫!?」とは思うわね
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