やっと観た、ケヴィン・ベーコン出世作にして古き良き80'sアメリカ青春映画。本編最初のカットから教会のシーンまでのほんの数分に田舎町の閉塞感がぎゅっと詰め込まれているのがすごく良かった。抑圧された若者が堪えきれない衝動を暴力でなくダンスに訴えるというのもその溢れ出る生命力が眩しい。ケヴィン・ベーコンのキレキレのダンスはどうににもエロすぎて何度も繰り返し観てしまった。4年前、アメリカのテレビ番組で30年ぶりにダンスシーンを再現したという映像も観たけど、年を重ねた渋みなのか、滲み出る色気が完全にR18…
ヒロインもヒロインらしからぬ超ぶっ飛びイカれガールで度肝を抜かれまくった。尋常でないスタイルも最高。
生憎わたしは超がつくほどの運動音痴で、日々の暮らしの中で思わず踊り出したくなるような衝動に駆られることは全くないし、観客として人の踊りを見ることにもほとんど興味はない。だけど、やっぱり踊りというのは生命の根源的な部分に関わるものだと思うので、それらを大事に出来る人間になりたいな。
スクール☆ウォーズの主題歌がかかった時はめちゃめちゃ驚いた。元はこの映画の挿入歌だったのか……。
