最近個人的な流行のアンジェイ・ズラウスキー作品。相変わらず半分狂人みたいな人間しか出て来なくてズラウスキーぽいなとおもてたら、なんやら本作はドストエフスキー『白痴』を元に作られた作品だそう。だが私はドストエフスキーを読んだことがないので本作がどの程度原作に依拠しているのかどうかは全くわからない。というかもしドストエフスキーもこんな感じの小説を書いていたのだとしたら文章でこの無為の狂気をどう表現するのかがめっちゃ気になるからドストエフスキーを読みたくなる映画だった。スパゲティを顔に塗りたくるシーン好き。