29球Agent

ジェイソンX 13日の金曜日の29球Agentのレビュー・感想・評価

ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)
3.5
舞台が未来の2455年の宇宙船内と云う事でまんま『エイリアン』の展開ですが、これが予想外に愉しめる作りになっております。

画ヅラからは全く『13金』の風味を味わえないのですが、小ネタや他作品を思わせるシーンが満載されており、迂闊にも何度もニヤニヤしちゃうのです。

個人的に愉しめた小ネタは、ジェイソンが冷凍状態から復活する際、死亡フラグルールに則った若者のエッチが起因、女ターミネーターとの超ド級のド派手な一騎打ち、ジェイソン自体がターミネーター化した”鋼鉄ジーグ”ならぬ”鋼鉄ジェイソン”の凛々しい立ち姿、ラストの第2地球へのランデブーとその後。←これは笑えるし、さすがと思わせるエンディングです。

SFホラーにカテ分けされるんでしょうが、その辺のディテールについては無茶苦茶過ぎて、これもまた逆に笑えます。
人工衛星都市?に突入した際、宇宙船は左舷だけ損傷も衛星都市は壊滅って、んなアホな!
船内で銃器を乱発、無駄遣いしまくるも機器類は一切損傷ナッシングw
のれんを片手ではらうかのように、次々と簡単に枠ごと外れてしまうコック内の扉!
細かい点が気になる重箱の隅つつきマニアの方は開いた口が塞がらないでしょう(笑)

まぁ、娯楽映画なんで堅い事は云わず、宇宙船内でホルモンを量産するジェイソンの活躍っぷりを応援(はぁ?w)しましょう♪
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