EDDIE

ボーン・アイデンティティーのEDDIEのレビュー・感想・評価

3.7
公開当時は斬新だった設定も今見るとそうでもないか?記憶喪失の男が自分探しを始めたら、実はCIAの殺し屋だった、という話。

私の青春時代はジェイソン・ボーンと共にあった。というと過言なんですけど、DVD化したら、何度も借りて何度も当時は観た記憶があります。それぐらい好きでした。
2003年というとミッションインポッシブルシリーズが2000年のMI2のヒットにより、スパイ映画ブームが起こっていたかと思います。いや、そうでもないか?
そんな中で本作は主人公がいきなり記憶喪失で、しかも何ヶ国語も操りながら、体が覚えてるぜとばかりに強い強い。
彼の完全無欠な強さに惹かれたのが当時高校生ぐらいの私でした。

もちろん今観ても十分に面白いです。マット・デイモンの人気を確固たるものにしたのもこのシリーズだと思いますし。
アクションもめちゃくちゃ派手なわけではありませんが、肉弾戦が実に見応えがあって、なんだかアクション映画のお手本のような印象です。
階段を落ちていくシーンは本作の特に見どころの部分ではないでしょうか。

マット・デイモンの演じるジェイソン・ボーンの心理的な側面、その心のうちにある不安、迷いを上手く演じていたと思うし、ただのアクションスターではなく、一役者としての素晴らしさも堪能できる作品だと思います。

突如観たくなったので、再鑑賞しました。
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