映画ミルヲ

カーリー・スーの映画ミルヲのレビュー・感想・評価

カーリー・スー(1991年製作の映画)
4.8
子供の頃に見た時はただのコメディの印象でしたが、大人になって見るとガラッと印象が変わりあまりに幸せ(不幸なはずなのに)で切なくて泣き所が多いことに気付かされます。

仕事一筋の女性弁護士が始めは同情からの行為が、徐々に家族目線に変わっていったり。
ラストの置き手紙に指輪。決別を匂わせながら「居間で待ってる」なんて。
本当の家族ではない三人のハグがすごく幸せな気持ちにしてくれます。

この頃の映画は「商業化」していない。たとえ「売れる」映画じゃなくてもいい映画を作っていたと感じさせるね。
映画ミルヲ

映画ミルヲ