法月

歌え!ロレッタ愛のためにの法月のネタバレレビュー・内容・結末

歌え!ロレッタ愛のために(1980年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

カントリー歌手、ロレッタ・リンの伝記映画。
ロレッタを演じるのはシシー・スペイセク。
彼女って「キャリー」のメンヘラ女子役のイメージが強烈すぎるんだけど、たくましい田舎娘の役、自然に演じてますね。
歌も自身で歌ってる。中々上手い。

ロレッタの旦那になる流れ者の粗野な男、トミー・リー・ジョーンズ。
こいつ絶対DV男やろロレッタ苦しめるヤツやろ!...て思ったら意外といいヤツ。ロレッタにギターをプレゼントし、彼女の音楽の才能に最初に気づきマネージャーとして苦心して売り込む。

彼女がスターになった後、俺、裏方やん、女房のオマケ扱いやん、てちょっと拗ねたりもするが、なんだかんだで上手くやっていく。

まぁロレッタも気が強くて身勝手な部分もあるし、しょっちゅう喧嘩しながらも続いてくっていうのは割れ鍋に綴じ蓋ってことだね。

見晴らしのいい丘にロレッタを連れてって、「ここに俺たちの家を建てるぞ。玄関はここ、ベッドルームはここだ。窓から朝陽が注いで自然と目が覚める」

得意げに語る旦那と、それを嬉しそうに聞いてるロレッタが素敵(^^)

毎日レビュー 047
法月

法月