田中絹代にこの役似合わなすぎでしょ!もっと違う配役じゃないと、このヒロインは。。
姉役と、この(一見)悪女役は交換でも良いんじゃないの?と思ってしまうんだけどそれだとつまらないのかな笑
日本的な要素がほとんどなくて、かなりアメリカチック。
ドイツの作品にはなるけれど影の演出方法なんかはまるで『M』。
ここまで散々、家族愛とか描いてきてた小津がいきなり『その夜の妻』あたりにカムバックしたような感覚!
まあ、これはこれで面白いけど世間が一般的に想像する小津のイメージとは異なっている“変わり種"的な作品ですね。