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非常線の女のUCOCOのレビュー・感想・評価

非常線の女(1933年製作の映画)
3.8
田中絹代にこの役似合わなすぎでしょ!もっと違う配役じゃないと、このヒロインは。。

姉役と、この(一見)悪女役は交換でも良いんじゃないの?と思ってしまうんだけどそれだとつまらないのかな笑

日本的な要素がほとんどなくて、かなりアメリカチック。
ドイツの作品にはなるけれど影の演出方法なんかはまるで『M』。

ここまで散々、家族愛とか描いてきてた小津がいきなり『その夜の妻』あたりにカムバックしたような感覚!

まあ、これはこれで面白いけど世間が一般的に想像する小津のイメージとは異なっている“変わり種"的な作品ですね。
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