非常線の女の作品情報・感想・評価・動画配信

『非常線の女』に投稿された感想・評価

岡譲二は当時の日本人にしてはバタ臭いイケメンで良いのだが、田中絹代がどうもいけない。到底暗黒街の情婦には見えない。後半の展開を考えてのことだったのかも知れないが、他に適役がいなかったのか。そこを除け…

>>続きを読む

一生の幸せのため。何を選択するか。目の前の幸せが愛おしい。生まれ持ったその影は、私を飲み込む。だから、それを解いて解いて…笑われたって結構。しばしの辛抱も、2人なら。

〇全部
×ない

雑感↓
こ…

>>続きを読む
小津の原案を、池田忠雄が脚色したノワール・タッチのサイレント。アメリカ映画の影響が感じられる。ダンスホールにボクシング。ピストルを構える田中絹代。ミスマッチな感じが拭えぬ作品。
文芸坐2にて

清楚でおしとやかな役柄が多かった田中絹代がヤクザ社会のアネゴ的な立ち回り(ずべ公)をするのは新鮮。ドレスの右肩がずれ落ちるのは偶然?演出?ちょっとドキッとしちゃった。

サイレント映画なのにビクター…

>>続きを読む
KT77
-

時代とキャラとのギャップに違和感を感じてしまい、頭の中ずっと?マーク。そのせいか、これはあまり刺さらなかったです。

アメリカの真似しなくてもよいのに。小津作品でここまでハマらないのもあるんだな。

>>続きを読む
4.1
田中絹代の前髪一束、銃を向けられたのにもかかわらず斜め下を見るだけの水久保澄子、魅力が迸る。
飛びついてこいの絡まり毛糸、好きになっちゃったの唐突頬キス、カットが変わるたびにハッとさせられる。
田中絹代は演技良い。米国映画をここまで模倣したかと言う感じ。
ハリウッドの古典的犯罪映画を踏襲しつつ、田中絹代のパワープレイにより「お約束」を回避して希望のある終わり方になっているのが素晴らしかった。
恐ろしいほどに無垢な瞳。その中にしか根拠は求めようがない。しかし誰にとっても根拠は、その瞳だけで十分だ。

おおっと、実はコレ、これまで見た小津作品および田中絹代の中で、ベスト好きかも。小津は人情ものよりこういうハードボイルドの方がハイカラで好みだし、ずっと洋装な絹代たんがいかに役の振り幅広いか驚き。こう…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事