MacCoiSugiyama

今そこにある危機のMacCoiSugiyamaのレビュー・感想・評価

今そこにある危機(1994年製作の映画)
4.5
キャストが個人的に豪華。ハリソン・フォードはもちろんのこと、「プラトーン」のウィレム・デフォー、ドラマ"Major Crimes"のレイモンド・クルツ(若かりし頃の)、ドラマ"24"でもメキシカンマフィアかなにか役で出演していたジョアキム・デ・アルメイダ、同じく"24"でも安全保障担当でやらかした役のハリス・ユーリンらが出演。

ストーリーとしては、麻薬撲滅を宣言した合衆国大統領の下、CIA情報担当官のライアン(ハリソン・フォード)が資金援助等の武力を伴わない方法に限定したコロンビアに対する麻薬撲滅活動を委員会で上申し可決。しかしその裏では政権の一部の人間によってコロンビアの麻薬カルテルに対し特殊部隊を用いた軍事作戦が画策・決行されていて、それに気づいてしまったライアンが告発する前に特殊部隊を衛星通信を遮断して見殺しにしようとしたりして大変なことになるという感じ。

個人的な見どころは、「プラトーン」で迫り来るベトナム兵から逃げるも見捨てられたウィレム・デフォーが、この映画では自分の率いていた部隊を救出しにヒューイヘリを調達しライアンと共に行くところ。敵の追撃をかわしてライアンをヘリに引き込んだ後のデフォーの笑顔は百点満点。
MacCoiSugiyama

MacCoiSugiyama